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2026年 ベアーズ日記

Falusというチーム以来のお付き合いのらるぷりさんにお誘いいただき、書き物させていただきます。自分は最新の音楽事情に長けているわけでもないので、日々の記録などぼちぼちやっていこうと思います。今回はまず、新日本難波ビルB1での難波ベアーズが終わりを迎えるということで、自分にしてはハイペースで行ったので記録してみました。行かれた方もそうでない方もゆるく読んでいただけますと幸いです。

1/10(土)|うすらび “Further Closer” cassette reissue CD release party|うすらび/herpiano/長濱礼香 with 村岡充+やすよ
年明け一発目。歌ものに浸る。長濱さんトリオの村岡充さんが印象的で、自分はこれまで全然知らずで帰宅後Test Patternなどの音源をたどるとこれまたよかった。

1/28(水)|慈愛/THE I 21|Guest DJ:秋葉慎一郎/キングジョー DJ:実弾 Host:慈母子
前回ご事情でキャンセルで楽しみだったキングジョーさん。選曲もさることながら音に合わせた即妙な動きにこちらも身体ごともっていかれる。この日は秋田のディープハウス王セルジオゴメスさんからの地酒も出していただいて下戸だけど酩酊。新年会とか特になかったのでここぞと楽しんだ。

1/31(土)|fuk 141|ju sei/南春地下/quaeru
いきなり南春地下さんの気迫ある表現にベアーズはやっぱりこれやと興奮。その後のquaeruのサイケ・フォークでいい具合に落ち着き、ju seiへ。せいさんの声と突然始まったり終わったりシンクロしたりの間合いが独特でしびれる。音源も聴いてたけどライブはまた違う面白さ。せいさんと旧知の古本屋YOMS店主も来られており一緒に楽しむ。

3/5(木)|fuk 144|Telepathy/OOPARTS/WAVE/pikomaruko
昨年、酩酊麻痺のリリパの時に知ったTelepathyがまたもよかった。表面かわいいオルタナだけど結構コアな感じで曲作りもうまいし売れそう(どの立場や)。酔ってしまい詳細覚えていないが、pikomarukoさんでぶち上がり「いいfukだった…」とつぶやいて帰った記憶。

3/23(月)|fuk 147|MANISDRON/SHITTY HUNTER2/waku(岡村基紀+タンツボ)/ast Miori
SHITTY中毒者なのでマストで参加。弾いてんのくらいの微音にアプローチしていたwakuもとても面白くて、これからも続けてくださいと伝える。この日も「いいfukだった…」とつぶやいて帰った記憶。

4/19(日)|TORSO/popo DJ:慈母子 協賛:EM Records、宇治香園
職場の隣がLMスタジオで、たまに遭遇するタンツボさんからこの日は空けておくべしと言われていた催し。両者ともにプラグレスの楽器演奏の良さが堪能できるすばらしい内容だった。BIOMANさんの不穏な宣伝美術も含め印象深い。

4/28(火)|NEGATIVE SUN × House Of The Blood Choir pre. Namba BEARS 40th Anniversary|FESTER DECAY/TERMINATION/NEGATIVE SUN/House Of The Blood Choir
ネガサン、昨年のアルバムも好きで見たかったのでマストで参加。実際ライブもめちゃよくTシャツも買いさらにファンに。この日は全部ゴリゴリなのでふっきって最前で楽しむ。千種さんはデザインを呉松さんメインで使ってらしてその辺も最高。ポスターほしい。

4/29(水・祝)|慈愛/THE I 24|Guest DJ:CE$/AYAM DJ:実弾 Host:慈母子
「慈愛7」リターンな内容(時に全く面子を変えない試みも慈愛の面白いところだなと思う)。前回もCE$さん・AYAMさんそれぞれ→B2Bでどっぷり踊ったけど、今回も同様の流れでどっぷり。準レギュの実弾さんDJは慈愛でファンになった。

5/7(木)|line in da utopia. -atmosphäre 18th anniversary special-|YoshimiOizumikiYoshiduO/Tokiyo Ooto × orhythmo DJ:oboco BAR:atmosphäre
ベアーズに生ピアノが入り(40年の歴史ではじめてとの事)行われたatmosphäre開店18周年の特別企画。YoshimiOさんのピアノや声をその場で和泉さんが電子化、それと生音をミキシングして出力という特別感のある内容。Tokiyo Ooto × orhythmoが内省的な感じでぐっとくる。

5/12(火)|タンツボサミット|タンツボ/4 table/asato paak 2 777/waku/Milky Lylei/タンツボユニット
オールタンツボ、清水さんの多彩な側面を満喫できる一日。タンツボユニットから脱衣で気合が感じられるスタート(清水腹筋を見てらるぷりさんも脱いでいい身体と評価)。自分は「EXP summit」に行けなかった後悔があり、asatopaak2777が見れたのもよかった。そして再びのwaku。時間押しで後半短めだったけど4 tableもまた見たい。

5/14(木)|fuk 149|Bonnounomukuro+マリヲ/Kim David Bots & Lyckle de Jong/Kotsuboku
obocoさんの充実した紹介記事に、EMレコードで事前購入したマリヲさんのCD・冊子とフィジカルもよくてすでに高まっていた回。煩悩之骸さんの若かりし頃(ゼロ年代初頭?)のバンド、Boss Of Nakedのメンバーの方も来られており、全く他人事ながら胸アツな気持ちになる。

5/27(水)|慈愛/THE I 25|Guest DJ:MORLEY/DNT DJ:黒いオパール(ae.OPAL7) Host:慈母子
「慈愛5」リターンな内容。前回バキバキでキマりまくったMORLEYさんで今回もキマる。準レギュ・オパールさんも最後。オパールさんDJも慈愛でさらにファンになった。

6/1(月)|fuk 150|NEW MANUKE/suwaWander/あきら/BBBBBBB/にんまり BAR:慈愛
入店するや煩悩之骸さんから「何か最近同じ人ばっかり会ってる!学校か!」とつっこみが入る。Bの出囃子がボンスリで「ひかりのラウンジ」の残滓を感じてエモだった。二人の身体性には何かの宗教画のような神々しさを感じる瞬間がある。最後はNEW MANUKEで大団円。ハマジさん150回もおつかれさまでした。

6/8(月)|sato♡shin pre. “♡”|Napkin Terrorizer/HAIZAI AUDIO/PEGA$U$/Lil涙/SHITTY HUNTER2/sato♡shin
ジャンク欲を満たしてくれる催し。そしてSHITTY中毒者なのでマストで参加。りるなみさんのダウナーすぎるDJに刺さってベアーズで香奈を聴けると思わず最高…となった。HAIZAIさん今年もありがたい。生活さんに初めて話しかけて「今年は『夏の刃物』やらないんですか?」と聞くと「これがもうそうでしょ」と言われ「ほんまや!」となった。

6/10(水)|長濱礼香/山本精一/とうめいロボ 出店:移動喫茶鍼灸キンメ
どっぷり弾き語りDAY。長濱さんもいよいよラストで気持ちのこもった演奏。この日の山本さんのセトリが個人的に好きな曲が多くてとてもよかった。久々キンメさんのお茶もやっぱり相性抜群で、ベアーズならではの空気を堪能。この辺くらいからさすがに人が増えてきて、ベンチ席を取るか、最前にいくのがミドルエイジ的に楽という気づきを得る。

6/13(土)|天国注射 × House Of The Blood Choir presents「Through Your Veins」|純ちゃんズ/黒岩あすかと夜/天国注射/House Of The Blood Choir
サブカル神・戸川純をベアーズに召喚というブッキングえぐい日。この日は昼から整理券並びの初体験。神を崇めに来るのは5・60代なので世代混合。モッシュで薙ぎ倒される中年層を見て、正直今日は客層見てやらんかいの気持ちになったが、栗本さんはじめスタッフさんのフォローが厚く頭が下がる(楽屋で休ませてもらって助かったという声も後で見た)。コンタクト外し忘れで腫れたという眼帯ルックの戸川さんはサブカルオーラ半端なく、スターリン曲から「パンク蛹化の女」まで中年の自分も涙腺崩壊。

6/25(木)|WATUSI ZOMBIE presents「ブッダマスクレプリカ12」|ワッツーシゾンビ/6EYES/Limited Express (has gone?)/どっかん小僧
入店するやハマジさんに「なんで昨日の慈愛(26)来なかったんですか!神回でしたよ」とお叱りを受ける。所用で無理だったが、後で投稿動画を漁るとさもありなんな内容で猛省。この日は日本で一番アンディ・ギルな6EYESのジャキジャキ・ギターを堪能する。

7/4(土)|Troll Hymn 8|KK manga/odd eyes
アートワークにもこだわりのある催しで入り口には過去ビジュアルも貼り出される。両者ともにベアーズラストに相応しい気迫のある演奏。KKでは奥に詰めていいとのことで、ライブ行きまくり狂人の穴さんと念願のステージ側からの参加。熱気と興奮で前列の男たちも続々と半裸になり異様な雰囲気が熟成される。この日は本当にすさまじかった。長濱さんもHBCもKKも終わり、いよいよ終焉感が押し寄せる。
※この日はKK manga「 LIVE at Namba BEARS」のCD-Rの発表もあった。これは2026年ベストCD-R(池野さんの床アートワークとKKの歴史がわかるジャケ付きのフィジカル推奨)、ぜひ手に入れたし。

7/15(水)|慈愛/THE I 27|Guest DJ:AIWABEATZ/GYOKU DJ:Nozaki/小野真 Host:慈母子
特製垂れ幕もかかり、冊子やTシャツなど物販も充実で豪華なファイナル。内容はよかったけどさすがの大入りで(無制限?後から120人ほど来たと聞く)身動き取れず、申し訳ないけど慈愛はやっぱり踊りたいんや…と途中退出。obocoさん・自炊さん・ハマジさん、ありがとう。一旦おつかれさまでした。

7/18(土)|CASTLE OF GUTS|TERMINATION/RAMPS/MÜRMÜR/ZENOCIDE/moreru /DJ zodiak
鈴木さん(RAMPS)にセブンイレブンで挨拶し、入店すると真壁さんの尖ったDJがはじまっていた。その後のTERMINATIONでのモッシュで負傷してしまう。腕に痛みを感じつつも、昼の部(インキャパ)から参加し深酒されているであろうobocoさんやOQさんの若さゼロのモッシュを見てぶち上がる。RAMPSの地下感、初めてのMÜRMÜR、ZENOCIDEにも興奮。UNCIVILIZED GIRLS MEMORYもいつか見たい。

7/20(月・祝)|耐久YPYショウ|YPY/DJ:Park Daham/中川裕貴
わたしは日野さんの信徒なので、ベアーズはもう気持ち離れてらっしゃるかと思いつつもスタッフさんには軽く打診していたが、最後出てもらえて感謝。しかも、この日用のカセットも作られ、久々のMTRも使いつつの気合いの入ったYPYショウで大充実。この日購入分でやっとこさbirdFriendカセットのコンプリートもできた。これはほんといい録音シリーズ。終演後、日野さんが音楽を手がけられた「天幕のジャードゥーガル」の話や近況などをうかがう。

7/23(木)|NEW NOISE RESOURCE|タンツボ/角矢胡桃
終盤レジェンド枠が多いので、ポスト黒瀬さん世代としてはこういうのに行かなあかんやろと参加(まぁ不失者も想い出波止場も取れなかったのだが)。タンツボさんは音ひとつひとつのこだわりを感じる味わい深いノイズ。これまでにない試みもあってどこか暴力温泉芸者を感じたりも。角矢さんはフルスロットル感のあるノイズで機材台ひっくり返しの終幕まで失禁ものだった。

7/29(水)|エクストラやっほーのだいじょうぶだぁ’26 夏熊|柴田聡子/やっほー
入店するやハマジさんに「なんで昨日の公開オーディション来なかったんですか!」とお叱りを受ける(まじめなので帰宅後、ハマジさん推しのフライングダイミョウなど出演者チェック)。ベアーズの柴田さんは10年以上ぶりで、あの頃はもっとじめっとしたものを感じたけど、今はしっかりプロの風格を纏っておられ、見え方がまるで違った。最後やっほーで完全にフィナーレを感じる。

7/31(金)|NAMBA BEARS LAST GATHERING|水道メガネ殺人事件 特別スモールバージョンほか
さすがに大入りで空調MAXでもサウナ状態。そりゃこれだけ歴史があればたくさん来ますわな。水道メガネ殺人事件はほんとよく分からない気持ちになれて最後までらしい演出。その後、用意のいいobocoさんにジップロックをいただき床絨毯などを採取。楽屋など裏側スポットも徘徊する。ここでもライブ行きまくり狂人の穴さんとご一緒だったが、ライブ行きまくり狂人のkizkizさんに「今日くらいは話さなきゃ!」と引き合わせるなどもする。わたしと穴さんは23時ごろになっても『真・女神転生III』の思念体みたいにその場から離れられず「もう終わりですよ」と千種さんに注意を受ける。それでも帰ろうとせず道路の向かいに渡り、締め作業に入るスタッフさん方を見守り、最後に「ありがとう」と告げてやっとこさ帰路に着く(迷惑)。

ーー正直もっと語るべき人がいることと思いますが、ひとりの参加者として失礼しました。色々な感情があるけど、音楽の楽しみを拡張させてもらえる場所だったし、自分のような大人子供みたいな人が沢山おられて(偏見)、精神解放して過ごせる場所だったと思います。また、いつかです。
※7月以前の公式スケジュールが消えているため、調べましたが表記違い等あれば申し訳ございません。
※写真は難波ベアーズ公式より使用させていただきました。

追記
8/1(土)|Still Move – vol.0 (hachigatsu1nichi)
ベアーズではないけど、階段でもらったビラが怪しすぎて気になって行った地下イベント。多くは語らない方がいいかもだけどベアーズにも絡んでいる新しい世代の人たち中心に、音楽だけでなくzineやグラフィック、衣類など制作系もしっかりでぐっときた。この日は特に橋口さん(天国注射、HBC)の闇堕ちしたケビン・シールズのようなソロ演奏が聴けてさらにファンに。ベアーズが終わった翌日にこの催しが生まれたことは偶然ではないかも。これからも闇深く突き進んでほしい。

古川(V八)

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